『建築物石綿含有建材調査者講習(一般)』の開催について
令和2年7月に石綿障害予防規則等が改正され、施工業者には、建築物の解体・改修工事を行う際には、工事の規模・請負金額にかかわらず、事前に石綿(アスベスト)の使用の有無の調査(事前調査)を行い、令和4年4月1日から、要件に該当する場合は電子システムにより行政庁に報告することが義務付けられました。
さらに、令和5年10月1日から、上記「事前調査」については、国が定める「建築物石綿含有建材調査者講習登録規程」に基づく講習を修了した者等に行わせることが義務化されます。
つきましては、標記講習を開催いたしますので、下記事項にご留意のうえ受講されますようお願い申し上げます。
(※『建築物石綿含有建材調査者講習(一般)』を修了した方は、一戸建て等を含むすべての建築物に係る調査ができます。ただし、船舶に係る調査は対象外です。)
1,受講費用
受 講 料 |
40,336円 |
テキスト代 |
4,664円 |
合 計 |
45,000円 |
2,受講対象者
満18歳以上の方で、@からKのいずれかに該当する者(下記の資格を有する方ならば、建設業以外の事業所からも受講できます。)
|
受 講 資 格 |
添付書類等 |
@ |
労働安全衛生法別表第18第23号に掲げる石綿作業主任者技能講習を修了した者 |
修了証写し |
A |
学校教育法による大学(短期大学を除く。)において、建築に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、建築に関して2年以上の実務の経験を有する者 |
卒業証書写し又は 卒業証明書 + 裏面【実務経験証明A】
*裏面=第2面 (以下同じ) |
B |
学校教育法による短期大学(修業年限が3年であるものに限り、同法による専門職大学の3年の前期課程を含む。)において、建築に関する正規の課程又はこれに相当する課程(夜間において授業を行うものを除く。)を修めて卒業した後(同法による専門職大学の前期課程にあっては、修了した後。Cにおいて同じ。)、建築に関して3年以上の実務の経験を有する者 |
C |
学校教育法による短期大学(同法による専門職大学の前期課程を含む。)又は高等専門学校において、建築に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、、建築に関して4年以上の実務の経験を有する者(Bに該当する者を除く。) |
D |
学校教育法による高等学校又は中等教育学校において、建築に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、建築に関して7年以上の実務の経験を有する者 |
E |
建築に関して11年以上の実務の経験を有する者 |
裏面【実務経験証明B】 |
F |
労働安全衛生法等の一部を改正する法律(平成17年法律第108号)による改正前の労働安全衛生法別表第18第22号に掲げる特定化学物質等作業主任者技能講習を修了した者で、建築物石綿含有建材調査に関して5年以上の実務の経験を有する者 |
左記修了証写し + 裏面【実務経験証明C】 |
G |
建築行政に関して2年以上の実務の経験を有する者 |
裏面【実務経験証明D】 |
H |
環境行政(石綿の飛散の防止に関するものに限る。)に関して2年以上の実務の経験を有する者 |
I |
労働安全衛生法第93条第1項の産業安全専門官若しくは労働衛生専門官である者又は同項の産業安全専門官若しくは労働衛生専門官であった者 |
裏面【実務経験証明E】 |
J |
労働基準監督官として2年以上その職務に従事した経験を有する者 |
裏面【実務経験証明D】 |
K |
第一種作業環境測定士又は第二種作業環境測定士であって、建築物石綿含有建材調査に関して5年以上の実務経験を有する者 |
左記登録証写し + 裏面【実務経験証明C】 |
3,受講科目・受験科目
受講科目の免除、受験科目の免除ともにありません。全科目を受講・受験していただきます。
4,講習当日持参するもの
テキスト、筆記用具(えんぴつ、消しゴム)、受講票
5,受講手続
・原則として開講日の2か月前(該当日が土・日、祝等の場合は、直後の当支部営業日)から受付を開始します。
受講を希望する方は、当日午前9:00から電話での仮予約をした後に正式な申込書の提出をお願いします。 仮予約無しでの直接申し込みはご遠慮ください。
・下記書類を申込み先まで提出するとともに、受講費用を納入ください。
@受講申込書
A受講資格を証明する修了証等の写し
(実務経験証明書(事業主証明。事業主本人が受講する場合は、他社代表者等による証明書)等を含む)
B受講費用(受講料+テキスト代)
受講費用の納入は、窓口での現金払いのほか振込でも結構ですが、入金が確認できないと受講できません
ので、早めの対応をお願いします。
C証明写真(2枚)(※1)
D本人確認書類の写し(※2)
※受講申込書は「こちら」からダウンロードできます。(A4判。両面印刷でお願いします。)
【証明写真(※1)】(サイズ3.0cm×2.4cm 裏面に氏名を記入したもの)
上三分身、正面、帽子及びサングラス不可、3ヶ月以内に撮影したもの
【本人確認書類(※2)】(氏名・生年月日・住所等を公的に証明する書類)
・運転免許証写し ・健康保険証写し ・パスポート写し ・住民票写し
・マイナンバーカード写し ・住民基本台帳カード写し
※外国籍の方は「特別永住者証明書」又は「在留カード」の写しが必要です。
(注)収納した受講費用は、理由のいかんにかかわらず返金いたしません。
整理の都合上、早めの申し込みをお願いします。
6,講習時間 午前8時30分受付開始 8時50分開講 ※遅刻は一切認められませんので、余裕を持って早めに受付を済ませてください。 |
|
時 間 |
科 目 |
第1日 |
8:50〜9:00 |
オリエンテーション |
9:00〜10:00
(内休憩10分) |
建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識1 |
10:10〜11:10 (内休憩10分) |
建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識2 |
11:20〜12:20 |
石綿含有建材の建築図面調査 |
12:20〜13:10 |
昼食休憩 |
13:10〜16:30 (内休憩あり) |
石綿含有建材の建築図面調査 |
第2日 |
8:50〜12:10
(内休憩あり) |
目視調査の実際と留意点 |
12:10〜13:00 |
昼食休憩 |
13:00〜14:00 (内休憩10分) |
目視調査の実際と留意点 |
14:10〜15:10 (内休憩15分) |
建築物石綿含有建材調査報告書の作成 |
15:25〜15:30 |
修了考査説明 |
15:30〜17:00 |
修了考査 |
日 付 |
会 場 |
申込み先 |
電話番号 |
定 員 |
残 り |
R6.6/27、28 (木、金) |
茨城県建設技術研修センター |
建災防 茨城県支部 |
029-300-4638 |
100名 |
終了 |
R6.8/19、20 (月、火) |
茨城県建設技術研修センター |
建災防 茨城県支部 |
029-300-4638 |
100名 |
終了 |
R6.10/10、11 (木、金) |
茨城県建設技術研修センター |
建災防 茨城県支部 |
029-300-4638 |
100名 |
終了 |
R6.12/11、12 (水、木) |
茨城県建設技術研修センター |
建災防 茨城県支部 |
029-300-4638 |
100名 |
受付 終了 |
R7.2/20、21 (木、金) |
茨城県建設技術研修センター |
建災防 茨城県支部 |
029-300-4638 |
100名 |
R6. 12/20 受付 開始 |
※最新の定員残り人数は申込み先までお問い合わせください。 |
8,その他
(1)受講票とテキストを事前に本人あて、費用着払いにより送付しますので、当日ご持参ください。
(窓口での受講申込みの場合は、手渡しします。)
テキストを忘れた場合、貸出はできませんので、必ずご持参ください。
(2)修了考査の際に、筆記用具(鉛筆、シャープペンシル、消しゴム等)が必要となりますのでご持参ください。
(3)修了考査に合格した方には「修了証明書」を、不合格の方には「受講証明書」を交付します。
修了考査に不合格の場合、受講証明書の有効期限内(講義を修了した日の属する年度の翌々年度末まで)
であれば、再修了考査を受験することができます。
ただし、当支部発行の「受講証明書」をお持ちの方に限ります。
(4)ご不明な点がありましたら、当支部までお問い合わせください。
|
|
|
【お問い合わせ先】 |
|
|
茨城労働局長登録実施機関(登録番号:3
登録有効期間満了日:令和9年6月30日)
建設業労働災害防止協会茨城県支部
〒310-0062 茨城県水戸市大町3−1−22 茨城県建設センター3階
TEL:029−300−4638
FAX:029−300−4639
|
|